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稲荷山より

ブログ

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紙垂を取り替えました。

2017-07-31
カテゴリ:その他,月並
毎月恒例、紙垂の取り替えをしました。
今年は夕立が多いので 紙垂は結構痛んでいました。お1日の準備も整いました。皆様の参拝をお待ちいたします。
 
先月のブログで紙垂は稲妻をイメージした形と書いたのですが 稲妻についての雑学を少し。
「語源由来辞典」によると 『稲妻は「稲の夫稲の夫(つま)」の意味から生まれた語。古代、稲の結実期に雷が多いことから、雷光が稲を実らせるという信仰があった。そのため、稲妻は「稲光」「稲魂」「稲交接」とも呼ばれ、頭に「稲」がつけられる。稲妻の「つま」は、古くは夫婦や恋人が互いに相手を呼ぶ言葉で、男女関係なく「妻」「夫」ともに「つま」といった。元来は「稲の夫」の意味で、現代では「つま」という語に「妻」が用いられるため「稲妻」になったと考えられる。』ということです。
 
さらに、雷の多い年は豊作になると昔から言われているのですが これには科学的な根拠があって 雷の放電により 大気中の窒素と酸素が科学変化を起こし窒素酸化物を作ります。これが雨に溶けて地面に降ってきて天然の肥料となり、植物の生育を助けるのです。最近、この事が実験でも証明されたそうで、昔の人は経験から知っていて 自然に対し敬意を持って接してきたのは素晴らしい事だと思います。
 

お花を活け変えました。

2017-07-29
カテゴリ:自然 ,月並
今日はお不動さんと弘法さんのお花を活け変えました。
益々気温は高くなってきてますので 今月も造花です。
 
昨日は夕方の4時頃から一時間に100ミリの豪雨が降りました。降っていた時間は1時間ほどでしたが あっという間に参道は川のようになってしまい 参拝の方もびしょ濡れで雨宿りされていました。今年はこんな降りかたの雨が多いですね。

まだまだ続く スズメバチPart5

2017-07-28
カテゴリ:自然 ,月並
今日は月末恒例の境内掃除をしました。
本日京都は最低気温が26度、最高気温が33度と真夏日です。そして夏の京都は湿度が高く蒸し暑いので 体感温度はもっと高く感じます。掃除のときは 長袖、長ズボン、手袋、虫よけネット付帽子、熱中症対策に手拭に包んだ保冷剤を首に巻いてと 完全防備でがんばっております。
 
ところで スズメバチ退治はまだ終わっておりません。なんと五ヶ所目の巣を作り始めているのを発見しました。今度は神楽殿の軒下です。
10匹ほどのスズメバチが集まっているのを見つけ スズメバチ用殺虫剤で駆除しました。スズメバチがいなくなった後を確認すると 下の写真の小さな巣ができていました。もう巣の中には卵が産み付けられています。早期発見できて良かったです。しかしスズメバチも もっと違う場所に巣を作ってくれれば良いのですけどね。今回の場所は参拝される方の頭の真上。ほっとくわけにはいきません。
さてこれで最後となるか スズメバチとのこんくらべです。
 
小部屋の中に卵がみえます。
裏はこんなです。
ここに巣ができていました。

三度目の正直ならず! スズメバチPart4

2017-07-24
カテゴリ:自然 
7月10日のブログに書いたスズメバチ退治の続報です。
二つ目の巣に仕掛けた毒餌は効いたようで この巣のスズメバチはいなくなったと思ったら なんとまたまた新しい「四つ目の巣」を作り始めました。昨日の朝、ひとつ目の巣のすぐ隣にできているのを発見!大きくなる前にと買い込んでおいたスズメバチ用殺虫剤で駆除しました。今年はどうしてもこの場所に巣を作りたいようです。
そうしたら今朝の天気予報を見ていたら 台風が3つも出来てるじゃないですか!
ここは屋根が重なっていて 建物は西北西を向いて立っているので 東風と南風が当たりません。荒木神社の付近は 台風が来ると強い東風か南風が吹くのです。原因は多分これですね。
 
平成16年に10個の台風が日本に上陸したことがありました。この時 スズメバチが社務所の外壁と板張りの隙間に巣を作りました。普段こんなところに巣を作らないスズメバチなので不思議に思いましたが その後毎週のようにやって来る台風に 台風から身を守るためだったのかと納得し 自然の生き物の賢さに関心したのを覚えています。
 
今年は平成16年ほどではないけれど 台風がやって来るのかもしれません。虫の天気予報が当たらない方が良いですが 常日頃から防災を心がけ 準備を怠らないようにしていきたいと思います。
左がひとつ目の巣の跡。隣に三つ目の巣ができています。
二つ目の巣。白い物は毒餌。

本宮祭です

2017-07-23
カテゴリ:祭典行事
平成29年7月22日 午後4時30分頃撮影
今日は伏見稲荷大社の本宮祭です。昨日は宵宮で多くの参拝者が来られていました。でも 夕方5時頃に夕立があったためか去年よりもかなり人の出は少なく日が暮れてからも お山は静かでした。
今年は 祇園祭の後祭の宵々山と同じ日なので 人出が別れたのかもしれません。ゆっくり灯籠を鑑賞したり 赤い提灯で幻想的に照らし出された鳥居のトンネルを体験するのには 良かったでしょうね。
写真は 午後4時半頃の表参道の様子です。今日は午前9時から祭典が執り行われ 午後6時には提灯に灯りが入ります。
荒木神社
〒612-0805
京都府京都市伏見区深草開土口町12-3
TEL.075-643-0651
FAX.075-644-0170
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