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稲荷山より

ブログ

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キツネ続報

2017-07-18
カテゴリ:自然 
6月8日のブログでお知らせしたキツネの目撃情報ですが 「本当に稲荷山にキツネがいるなら見てみたい!」 という事でカメラを設置してみました。センサーで動くものを感知すると30秒間動画を撮影するというものです。
まず先日宮司が目撃した境内の裏手にカメラを設置してみましたが映ったのは人間ばかり。そこで次に たぶんイノシシが掘ったんだろうと推測していた穴の近くの山の中にカメラを設置しました。キツネがだめでもイノシシは撮影できるだろうという考えです。そうしたら大成功でした! 始めは見慣れない機械に警戒したのかお尻だけ映っていましたが 数日後にバッチリと撮影できました。カメラを意識して わざわざポーズをとったのかと思うほどです(笑)
 
キツネはともかくイノシシは人間に危害を加えることもあるので くれぐれも夜間の参拝にはご注意ください。
野生の動物と上手く共存していけるように願うばかりです。
平成29年7月12日 午前2:13撮影
平成29年7月12日 午前3:09撮影

千客万来!

2017-07-15
カテゴリ:自然 ,お知らせ
スズメバチ退治は三度目の正直でうまくいったようですが またまた招かれざる客がやってきました。
今度は「猿」!
昨日の朝、境内のゴミ箱の整理をしていた時 突然頭の上に木の枝がバサーっと落ちてきました。びっくりして上を見るとすぐ目の前に日本猿が!
大きく口を開けて「キーっ!」と威嚇してきます。思わず手に持っていたペットボトルを投げつけると 隣にある倉庫の屋根に飛び移って逃げました。私の声を聞きつけて宮司が駆けつけると 4匹の猿が逃げていったそうです。威嚇して私が逃げたらゴミ箱を漁ろうと思ったのでしょうか。
数年前からもっと稲荷山の上の方にはいると聞いていたのですが 荒木神社のあたりには現れていなかったのでびっくりしました。
 
見ているぶんには可愛い動物ですが 野生動物にあまり近づきすぎるとお互い良い事はありません。特に子供や女性、お年寄りには強気でかかってくるので危険です。稲荷山に参拝の折には くれぐれも食べ物を与えたりしないように ゴミの始末にもご注意ください。
最近では今までいなかったイノシシも出没しています。夜間の参拝には特に注意が必要です。
 
しかし ブログを始めてから次から次にネタが向こうからやってきます。嬉しいような 困るような(笑)
近々、キツネの続報もお届けしますので お待ちください。

スズメバチ!part3

2017-07-10
カテゴリ:自然 
このところ連日激しい夕立があった京都ですが 2~3時間で収まったので大した被害がなく済んだようです。これよりももっと激しい豪雨に襲われた九州地方の方々の恐怖は私の想像を超えるものだった事と思います。一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
 
こんな強い雨のせいでしょうか 今年うちはスズメバチの当たり年のようです。
6月27日のブログで 駆除に来てもらってこれで安心と書いていたのに その後もスズメバチは境内を飛び回り 本殿や社務所にも飛び込んで来る始末。これは駆除に失敗したのかと疑いだしたところで 社務所の反対側の軒下から屋根裏に出入りするスズメバチを確認しました。どうも別の巣ができている様です。これは大変と7月5日に二度目の駆除に来てもらいました。この時は巣が見えないために 毒餌を仕掛けて様子を見ることにしましたが 蜂は減らず7月8日には軒先に新しい巣を造り始め 既に直径が15㎝ほどになっていました。そこで本日三度目の駆除となりました。巣がまだもろく撤去するときに蜂が逃げてしまう可能性があるので 今回は多めの毒餌を仕掛けて根絶する作戦です。
さすがに毎週三回も依頼していると区役所の担当の方に「え~またですか!」と覚えられてしまいました。
「三度目の正直」うまくいってほしいです!
 
ここに巣ができていました。
二回目の駆除 毒餌を仕掛けています
三回目の駆除 たくさん毒餌を仕掛けています
二つ目の巣

水無月

2017-06-30
カテゴリ:祭典行事
京都の6月30日といえば 夏越の祓とこの「水無月」。ういろうの上に小豆を乗せた和菓子です。
昔宮中では6月30日に 献上された氷室に蓄えた天然の氷を食べ暑気払いをしましたが 庶民には氷が手に入らないため 氷に似せたお菓子を作ったのが水無月の始まりと言われています。
また小豆には厄除け、魔除けの力があるとされたことから 夏越の祓と共に京都の夏に欠かせないものとなったようです。
かき氷も美味しいけれど 伝統の行事菓子も大切にしたいですね。
 

 

紙垂を取り替えました

2017-06-29
カテゴリ:その他,月並
荒木神社では 毎月月末に紙垂(しで)を取り替えます。
紙垂とは注連縄に取り付けた 紙を折ったものです。紙でできているので 一ヶ月も経つとよれっとしてしまうのです。新しい紙垂はシャキっとして気持ち良くお1日を迎えられます。
 
外国の方に紙垂とは何か質問されることがあります。「聖域の印」とお答えするのですが ふと何故このような形なのかと思い調べてみました。
ウィキペディアによると
「落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。」 とありました。
そう言われると似てますね。
稲妻という言葉も 稲の結実時期に雷が多いことから来ているようですし 日本の生活に稲がいかに大切であったかがわかります。
荒木神社
〒612-0805
京都府京都市伏見区深草開土口町12-3
TEL.075-643-0651
FAX.075-644-0170
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