稲荷山より
ブログ
スズメバチ!part3
2017-07-10
カテゴリ:自然
このところ連日激しい夕立があった京都ですが 2~3時間で収まったので大した被害がなく済んだようです。これよりももっと激しい豪雨に襲われた九州地方の方々の恐怖は私の想像を超えるものだった事と思います。一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
こんな強い雨のせいでしょうか 今年うちはスズメバチの当たり年のようです。
6月27日のブログで 駆除に来てもらってこれで安心と書いていたのに その後もスズメバチは境内を飛び回り 本殿や社務所にも飛び込んで来る始末。これは駆除に失敗したのかと疑いだしたところで 社務所の反対側の軒下から屋根裏に出入りするスズメバチを確認しました。どうも別の巣ができている様です。これは大変と7月5日に二度目の駆除に来てもらいました。この時は巣が見えないために 毒餌を仕掛けて様子を見ることにしましたが 蜂は減らず7月8日には軒先に新しい巣を造り始め 既に直径が15㎝ほどになっていました。そこで本日三度目の駆除となりました。巣がまだもろく撤去するときに蜂が逃げてしまう可能性があるので 今回は多めの毒餌を仕掛けて根絶する作戦です。
さすがに毎週三回も依頼していると区役所の担当の方に「え~またですか!」と覚えられてしまいました。
「三度目の正直」うまくいってほしいです!

水無月
2017-06-30
カテゴリ:祭典行事
京都の6月30日といえば 夏越の祓とこの「水無月」。ういろうの上に小豆を乗せた和菓子です。
昔宮中では6月30日に 献上された氷室に蓄えた天然の氷を食べ暑気払いをしましたが 庶民には氷が手に入らないため 氷に似せたお菓子を作ったのが水無月の始まりと言われています。
また小豆には厄除け、魔除けの力があるとされたことから 夏越の祓と共に京都の夏に欠かせないものとなったようです。
かき氷も美味しいけれど 伝統の行事菓子も大切にしたいですね。

紙垂を取り替えました
2017-06-29
カテゴリ:その他,月並
荒木神社では 毎月月末に紙垂(しで)を取り替えます。
紙垂とは注連縄に取り付けた 紙を折ったものです。紙でできているので 一ヶ月も経つとよれっとしてしまうのです。新しい紙垂はシャキっとして気持ち良くお1日を迎えられます。
外国の方に紙垂とは何か質問されることがあります。「聖域の印」とお答えするのですが ふと何故このような形なのかと思い調べてみました。
ウィキペディアによると
「落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。」 とありました。
そう言われると似てますね。
稲妻という言葉も 稲の結実時期に雷が多いことから来ているようですし 日本の生活に稲がいかに大切であったかがわかります。

お花を生け替えしました。
2017-06-29
カテゴリ:月並
お不動さんと弘法さんのお花を生け替えました。
素晴らしく立派な蘭と百合の花ですが これは大阪の信者さんが奉納してくださったもので 実は全部造花です。
これからの季節 京都は連日30度を超え 時には40度近い暑さになるため 生花は一日と持たなくなるので 管理が大変でしょうと奉納してくださいました。

茅の輪を作りました
2017-06-27
カテゴリ:祭典行事
